2005年 01月 29日
螽 |
我袖に來てはね返る螽かな 明治27年 子規
(わがそでに きてはねかえる いなごかな)
イナゴは後肢の強い昆虫でよく跳ねます、田圃の畦道か草原で子規の着物に当って跳ね返る。その光景を面白おかしく詠んだ句でしょう。
当時の大らかな自然と小さな生き物に対する優しい眼差しが感じ取れ、その時の光景を思い浮かべると楽しく遊んでいる子規さんの様子が目に浮かびます。
(わがそでに きてはねかえる いなごかな)
イナゴは後肢の強い昆虫でよく跳ねます、田圃の畦道か草原で子規の着物に当って跳ね返る。その光景を面白おかしく詠んだ句でしょう。
当時の大らかな自然と小さな生き物に対する優しい眼差しが感じ取れ、その時の光景を思い浮かべると楽しく遊んでいる子規さんの様子が目に浮かびます。
by honnbako
| 2005-01-29 20:21
| 今日の一句