2004年 12月 13日
観月会 |
月さすや碁をうつ人のうしろ迄 明治31年 子規
(つきさすや ごをうつひとの うしろまで)
上野寛永寺内元光院、立待月を観る会の時の句
病に臥せっている子規にとってこの観月会はとても楽しみにしていたものではないかと。
「碁」を真剣に打っている句会仲間の背中を照らしている月光、そのままをなんの飾りつけもせず淡々と詠んでいます。
これを最後に子規は外に出て風趣を愉しむことはなかったそうです。
(つきさすや ごをうつひとの うしろまで)
上野寛永寺内元光院、立待月を観る会の時の句
病に臥せっている子規にとってこの観月会はとても楽しみにしていたものではないかと。
「碁」を真剣に打っている句会仲間の背中を照らしている月光、そのままをなんの飾りつけもせず淡々と詠んでいます。
これを最後に子規は外に出て風趣を愉しむことはなかったそうです。
by honnbako
| 2004-12-13 11:00
| 今日の一句